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猫と犬に関する諺

2017/07/21

日本では、「猫舌」という表現は、人が熱いものを食べられない時に使われます。しかし、中国ではこの諺は全然使われません。昔、多くの中国人にとって、犬は猫よりもっと忠誠で、もっと人に好かれています。だから、中国には、犬についての諺がよりたくさんあります。

犬の諺は、否定的、肯定的な意味の2つにわけられます。犬は人に媚びると忠誠することです。

たとえば、否定的な表現は「狗眼看人低」(gǒu yǎn kàn rén dī)です。
(犬はぼろを着ている人を見るとほえることから‘狗眼’は「権力や財力にこびる人」を指し)
権力や財力にこびる人は権力・財力を持たない人をばかにするという意味です。
肯定的な表現は「犬马之労」(quǎn mǎ zhī láo)です。他人のために馬と犬のように、全力を尽くして働くことという意味です。

張 倩銘

中国人の挨拶—-「你吃饭了吗」(ご飯は食べましたか)

2017/06/30

中国人と顔見知りになると、你好ではなく「你吃饭了吗?」と聞かれたりする。「ご飯は食べましたか?」という意味であるが、本当に食べたかどうかを聞いているわけではない。もちろん食事に誘っているわけでもない。你好などの変わりに使う、軽い挨拶である。
これは中国が貧しかった時代、三度の食事をすることが困難だったための名残だと言われ、豊かになった現代中国では、こだわりをもった人達が敢えてこの貧しかった時代の挨拶言葉を使わず、你好を使う人達も増えてきたそうである。
しかし、それとは逆に、你好という挨拶には親しみを感じられないとし、「你吃饭了吗?」という挨拶にこだわる人もいる。

中国語に「いただきます」や「ごちそうさま」はある?発音は?

2017/06/29

 食事の前に「いただきます」、食べ終わったら「ごちそうさま」。
 日本人ならだれでも食事の時に言うこのセリフですが、中国人や台湾人は「いただきます」や「ごちそうさま」と言うのでしょうか。
 日本人ならちょっと驚く彼らの習慣について、そして中国語では食事の時に使うどんな言葉があるかについてまとめてみました。
 中国では食事の前に必ず言うフレーズもありません。でも強いて言えばこんなフレーズでしょうか。
 ・我开动了。
 (wǒ kāi dòng le)
 (ウォ カイ ドン ラ)
 「今から食べますよ」
 ・那我们开始吃吧!
 (nà wǒ men kāi shǐ chī ba)
 (ナ ウォ メン カイ シ チー ファン バ)
 「じゃあ食べましょうか」

 残念ながら「ごちそうさま」という意味の中国語のフレーズもありません。食べ終わったらそれで終わりですね。

毛海涛

中国の端午節

2017/06/20

 日本では端午(たんご)は五節句の一。端午の節句、菖蒲の節句ともとも呼ばれる。  

     中国で「端午節」は、春節?中秋節に並び、中国の三大伝統節句とされ、とても重要な祝日。なんたって3連休にするくらいだから。

   「端午」という言葉のそもそもの意味はこうだ。 「端」には「はじめ」という意味がある。 「端午」は「午のはじめ」のことであり、十二支を各月にあてはめた時「午の月」は5月になる。 ということで「端午」は5月の初旬という意味らしい。  この旧暦の5月5日、戦国時代の「楚」の愛国詩人。屈原が汨羅(べきら)という川に身を投じたのだとか。 そして、屈原の遺体が魚に食べられないように、川に粽(ちまき)をまいたことから、この日に粽を食べるようになったという言い伝えが有力なものとして残っている。

 ちなみに、粽の種類が多い。  

     肉粽(にくちまき) もち米と一緒に豚肉やタケノコ、シイタケなどに甘辛く味付けしたものを、竹の皮で正四面体状に巻いてイグサで縛り、蒸し上げた料理は「肉粽」(ロウツォン、ròuzòng)と現地で呼ばれるが、日本では「中華ちまき」とも呼ばれる。

 豆沙粽(小豆餡のちまき) こし餡をもち米で包み、竹の葉で包んで蒸すか煮て作る。甘い。

 白米粽子(もち米のちまき) 具材を一切入れず、もち米だけを蒸して作る。食べるときに砂糖をまぶす。

 糯米鶏(広東語 ノーマイカイ 北京語 ヌオミージー nuòmǐjī) 広東料理の点心の一種。もち米と鶏肉、シイタケなどをハスの葉で長方形に包んで蒸した料理。広州などでは弁当の一種としても売られている。

    毛海涛