中国の端午節

By | 2017年6月20日

 日本では端午(たんご)は五節句の一。端午の節句、菖蒲の節句ともとも呼ばれる。  

     中国で「端午節」は、春節?中秋節に並び、中国の三大伝統節句とされ、とても重要な祝日。なんたって3連休にするくらいだから。

   「端午」という言葉のそもそもの意味はこうだ。 「端」には「はじめ」という意味がある。 「端午」は「午のはじめ」のことであり、十二支を各月にあてはめた時「午の月」は5月になる。 ということで「端午」は5月の初旬という意味らしい。  この旧暦の5月5日、戦国時代の「楚」の愛国詩人。屈原が汨羅(べきら)という川に身を投じたのだとか。 そして、屈原の遺体が魚に食べられないように、川に粽(ちまき)をまいたことから、この日に粽を食べるようになったという言い伝えが有力なものとして残っている。

 ちなみに、粽の種類が多い。  

     肉粽(にくちまき) もち米と一緒に豚肉やタケノコ、シイタケなどに甘辛く味付けしたものを、竹の皮で正四面体状に巻いてイグサで縛り、蒸し上げた料理は「肉粽」(ロウツォン、ròuzòng)と現地で呼ばれるが、日本では「中華ちまき」とも呼ばれる。

 豆沙粽(小豆餡のちまき) こし餡をもち米で包み、竹の葉で包んで蒸すか煮て作る。甘い。

 白米粽子(もち米のちまき) 具材を一切入れず、もち米だけを蒸して作る。食べるときに砂糖をまぶす。

 糯米鶏(広東語 ノーマイカイ 北京語 ヌオミージー nuòmǐjī) 広東料理の点心の一種。もち米と鶏肉、シイタケなどをハスの葉で長方形に包んで蒸した料理。広州などでは弁当の一種としても売られている。

    毛海涛